日本ハムのドラフト1位、早大・有原航平投手(22=広陵)が感激の再会を果たした。

 22日、ファンフェスティバルで他の新人8選手とともに初お披露目され、1、2軍の選手が集結した札幌ドームで、意中の人物と接触することに成功。「斎藤(佑樹)さんが気付いてくれて、うれしかった」。早大の4学年上の斎藤にプロ入り後、初めてあいさつ出来たという。「すれ違っただけですけど、優しさを感じました」と声のトーンを上げ、大喜びした。

 斎藤からは「大学でやってきたこともあるとは思いますけど(プロで)いろいろ勉強して、一緒に活躍出来たら」と温かく迎え入れられた。有原は午後から札幌市内の室内練習場などを見学。「本当にキレイで大きくて、すごい良い施設」と興奮しきりだった。初めてファンに向けてサインを書くなど、ファンサービスも精力的にこなした。「ここで頑張っていきたい」。あこがれの先輩との対面で、あらためて気持ちを奮い立たせていた。【田中彩友美】