米国と同じD組に入るメキシコで内紛が勃発した。同国プロ組織のメキシカン・リーグ機構(LMB)は15日、所属選手のWBC出場を禁じると発表し、メキシコ野球連盟(MBF)にも通達した。LMBは「見解の相違」により対立し、代表チームの編成権を持つMBFへの協力を拒否。MBFは和解への話し合いを続けていたが溝は埋まらなかった。国内組の派遣拒否により暫定ロースターに入るガルシア外野手(元オリックス)らは出場できず、FAとメジャー傘下の選手で編成を強いられることになる。