米アリゾナ州ピオリアでキャンプを行っている日本ハムの吉村浩GMは1日(日本時間2日)、WBCで投手としての出場を見合わせることを決めた大谷翔平投手(22)について、野手でのメンバー入り当落を含めた今後の方針について「どうするのかを小久保監督なりに見解を問いたい」と話した。

 日本ハムでは、球団内、本人とも協議し、右足首の故障のため、投手としての出場は見送ることにしたが、打者出場の可能性は残し、NPB側に伝えている。だが、ここまで侍ジャパン側から返答はなし。同キャンプ地を訪れ、現状報告を受けている侍ジャパンの稲葉篤紀打撃コーチ(44)も「メンバーを2月7日に出さないといけない」と、早めの決断が求められることを認めた。