3月開催の第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に欠場が決まった日本ハムの大谷翔平投手の代替選手候補にソフトバンクの武田翔太投手と広島の野村祐輔投手らの名前が挙がっている。有力候補の武田は3日、宮崎市で行われているキャンプの練習後に「自分は前から出たいと言っている」と意欲を見せた。

 野村は1日に広島のキャンプを視察に訪れた小久保監督から「何があるか分からないから、頭に入れておいてくれ」と声を掛けられたのを受けて、報道陣に「どういう状況にも対応できるようにやってきたので、準備はできている」と話していた。

 ソフトバンクの工藤公康監督は3日、武田の招集について「まだ連絡は来ていない」としながらも「(要請が)あれば、もちろん」と容認する考えを示した。