侍ジャパンは同点の8回1死一、三塁から、代打内川聖一外野手(34)が勝ち越し犠飛を放った。

 「(小林)誠司が2本ヒット打っていたので、監督も相当迷ったと思う。2本ヒット打った選手への代打なので、相当な覚悟を持たないといけない。緊張して打席に立ちました。欲を言えばヒットで返せれば良かったけど、犠牲フライでヒーローにしてもらうのは、申し訳ない気持ちの方が強いです」と言った。

 前回13年のWBCは、準決勝のプエルトリコ戦で重盗を失敗した。今大会は代打の切り札として活躍する。「個人的なことは自分でしっかりと取り返したい。侍ジャパンの一員として、チームの力になれるように頑張りたい」と、世界一奪還に向けて気を引き締めた。