ボクシングのWBC世界バンタム級王者山中慎介(32=帝拳)がV8に向けて、実戦モードに突入した。

 4月16日に大阪ボディメーカーコロシアムで行われる、同級7位ディエゴ・サンティリャン(27=アルゼンチン)との8度目の防衛戦に向け、26日に都内の所属ジムで約3時間のメニューを消化。今週から軽めのスパーリングを開始しており「相手のパンチに対する反応を確認している段階。動きたい動きも出来ているし、いつも通り順調」と手応えを口にした。練習では、パンチの打ち終わりのバランスを意識。「課題に取り組みながら、ここからエンジン全開でいきます」と気合十分だった。