WWEの日本大会が4日、両国国技館で行われ、新日本で活躍した元プリンス・デビットのフィン・ベイラー(33)がNXT王座を初めて獲得した。3月に挑戦して敗れている王者ケビン・オーエンスに再度挑戦。110キロと20キロも重いオーエンスのパワーに苦戦したが、最後はダイビング・フットスタンプを決め勝利した。昨年7月にWWEと契約し、約1年で第2の故郷ともいえる日本で栄冠をつかんだ。試合後は、前日に続いてリングに登場した藤波辰爾から勝ち名乗りを受け、満員の観客から大声援を浴びた。

 第5試合では、ブロック・レスナー(37)が8年ぶりに日本のリングに登場した。コフィ・キングストンをわずか2分28秒でF5(竜巻式フェイスバスター)で料理。試合後、救出に現れたビッグE、エグザビア・ウッズらにもF5を見舞い、日本のファンを喜ばせた。