<プロボクシング:WBC世界フェザー級タイトルマッチ12回戦>◇12日◇東京・後楽園ホール

 72戦のキャリアを誇る王者オスカー・ラリオス(メキシコ)だったが、粟生隆寛(帝拳)のスピードに対応仕切れずに完敗した。パンチをもらっては出ばなをくじかれるなど、経験豊富なベテランでもうまく修正できなかった。

 「タカヒロ(粟生)のスピードが私を上回った。個人的には、もう1度やりたい」と冷静に話した。