新日本の永田裕志(40)が30日、都内の事務所で会見し、極悪軍団GBHの飯塚高史(42)と乱闘を繰り広げた。永田は29日の沖縄大会試合後、飯塚から不意打ちの襲撃を受け、額を割られ大流血のまま担架で運ばれる事態に追い込まれた。この日、矢野と2人で会見した永田は、4月5日の両国大会で飯塚との一騎打ちを会社に要求。新日本側も承諾した。

 ハプニングはその会見で起きた。矢野が永田を挑発しながら退席すると、入れ替わるようにチェーンを持った飯塚が乱入。永田を再び襲撃した。だが、怒りの永田も応戦。飯塚のチェーンを奪い返すと、猛然と飯塚に襲いかかった。飯塚が退散して大ごとにはならなかったが、永田の怒りは収まらない。「GBHは新日本のプロレスの質を下げている。おれが退治する」とGBH壊滅を宣言した。