メインイベント(第10試合)の「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」Bブロック公式戦に、八王子出身の高橋ヒロム(34)が登場。18分23秒、TIME BOMB IIでIWGPジュニアヘビー級王者SHO(34)から3カウントを奪って今大会2勝目を挙げた。敗れたSHOもヒロムと同じ2勝2敗の勝ち点4となった。
試合前にまず一悶着(ひともんちゃく)あった。ヒロムの写真を抱えたSHOが1人で入場。ヒロムからの手紙だと称した紙切れを阿部リングアナに渡し、トーチャーツールで脅して代読させた。
手紙には「残念なお知らせがあります。私、ヒロムちゃんは偉大なIWGPジュニアヘビー級チャンピオンのSHOさまとの対戦に恐れを抱いてしまいました。地元八王子で惨敗し、恥をかきたくないので、今日は一足先に実家へ帰らせてもらいました。よって公式戦はSHOさまの不戦勝にしてください」などと書いてあり、SHOは勝手に不戦勝を宣言。無理やりレッドシューズ海野レフェリーの手を取って、自分の腕を上げさせようとした。
しかしその後、手錠をはめられ、全身に「うんこ」などと落書きをされたヒロムが登場。そのままSHOにドロップキックを見舞い、手錠でSHOの首を絞めると試合開始のゴングが鳴らされた。
ヒロムは途中まで手錠をつけたままの状態が続き、SHOのボディスラムや逆エビ固めなどで痛めつけられた。だが佐藤健太レフェリーがカギを見つけ、ヒロムを自由にすると、一気に攻勢に。串刺しヒロムちゃんボンバー、低空ドロップキック、ファルコンアローと次々に決めていった。
その後は随所でSHOの同門ハウス・オブ・トーチャー(HOT)の高橋裕二郎が乱入するも、終盤にはヒロムの仲間、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)のBUSHIが応戦して裕二郎を排除。最後はヒロムがヒロムちゃんボンバーから渾身(こんしん)のTIME BOMB IIを決めて大乱戦を制した。
試合後、ヒロムはマイクを握り、花道を去っていくSHOに向かって「SHOおい待てよ。お前やっぱすごいよ。オレはお前のことは認めてんだよ」と語りかけた。しかしSHOが振り向いた瞬間「な~んて言うと思ったか! 八王子いや、全国のみなさんに謝れバカヤロウ!」と言葉でトドメを刺し、ファンの留飲を下げた。
18日終了時点でAブロックは、ティタンとの全勝対決を制したブレイク・クリスチャンが4戦全勝で単独首位。3勝1敗のケビン・ナイトとティタンが追う展開となった。
Bブロックはこの日、KUSHIDAと石森太二がともに敗れ、全勝がいなくなった。KUSHIDAと石森が3勝1敗で首位に並び、7選手が2勝2敗で追う混戦模様となっている。

