「戦極

 第九陣」(8月2日、さいたまスーパーアリーナ)で戦極フェザー級初代王座に挑む小見川道大(33=吉田道場)が15日、東京都内の道場で練習を公開した。スパーリング1回のみだったが、鋭い右ストレートや、相手を威嚇する軽快な動きを披露。既に千葉県で、2度の走り込み合宿を行ったという。「走ることで動物的本能をかき立てられた」と、準決勝のサンドロ(ブラジル)戦に向け手応えをつかんでいた。

 小見川とともに同道場で公開練習を行った中村和裕(30)は、6月に公務執行妨害の罪で有罪判決を受けた三崎和雄(GRABAKA)と対戦する。試合が行われるかどうか微妙な時期があっただけに、「選手は戦うだけ。そう思うことでしかモチベーションを保てなかった」と、苦悩ぶりを明かした。