ボクシングの元世界ミニマム級チャンピオン、高山勝成(26=真正)が日本ボクシングコミッション(JBC)に引退届を提出する意向であることが5日、明らかになった。今後は現役を引退する見込みだが、海外での活動も視野に入れているという。

 高山は同級でWBCと暫定ながらWBAの両王座を獲得した経験がある。7月にWBA同級王座に挑戦して判定で敗れて以降はジムに顔を出していなかった。

 高山に近い関係者は「誰もやっていないことに挑戦したい気持ちもあるようだ。ただし海外でやることはいばらの道になる」と話した。(共同)