<ノア:東京大会>28日◇日本武道館◇9500人

 ノアのGHCヘビー級王者杉浦貴が新日本の真壁刀義の挑戦を退けた。左ひざには集中攻撃を受け、花道に投げ捨てられるなどダメージを受けた。26分8秒にトップロープからの雪崩式五輪スラムを決め、最後は片エビ固めで真壁を仕留めた。

 杉浦は「左ひざの痛みは我慢できるけど、頭を打ったのは効きました」と振り返りつつ「これ(ベルト)を守れたのはうれしい」と2度目の防衛成功を喜んでいた。