25日(日本時間26日)にWBC世界ライト級王座に挑戦する佐々木基樹(35=帝拳)が18日、試合開催地となるメキシコ・コスメルに向けて出発した。世界3階級を制覇した同級王者ウンベルト・ソト(31=メキシコ)に挑戦する。1週間後に自身2度目の世界挑戦を控え「あまり気負わずにいきたい。やり残したことはないです」と話した。

 コスメルには8年前となる03年に旅行で訪問した思い出の場所。世界王座奪取となれば日本最高齢記録(35歳7カ月)となる佐々木は「コスメルでの世界戦。これも何かの縁だと思っています」と意気込んでいた。