<新日本:G1クライマックス>◇10日◇東京・代々木第2体育館◇A、Bブロック公式戦9試合◇1500人

 IWGPヘビー級王者・棚橋弘至(34)と凶獣ジャイアント・バーナード(38)のAブロック首位同士の対決は、棚橋が勝って5勝目を挙げた。バーナードが、場外で鉄柵の上にボディースラム、リング上ではシンプルな逆エビ固めでギリギリまで絞り上げるなど追い込んだが、最後は棚橋が13分5秒に巨体回転十字固めで丸め込んだ。

 棚橋は「体はきついけど、この戦いは何度やってもいい。バーナードと僕の、化学反応は、たまらない。お互いに現役のうちは、何度でもやりたい。ヨボヨボになってもやる」と笑顔を見せた。