<プロボクシング:日本スーパーフェザー級タイトルマッチ10回戦>◇3日◇東京・後楽園ホール◇1150人

 日本スーパーフェザー級王者の岡田誠一(29=大橋)が2度目の防衛に成功した。同級5位凉野康太(29=五代)と対戦。姿勢を低くしながら攻められ、ロープを背負う場面が多くなった。だが効果的に至近距離からの右アッパー、右フック、左ボディーなどを繰り出し、王者らしく冷静に攻め続けた。12回を戦い抜き、3-0の判定勝利を挙げた。岡田は「相手は気持ちを出してきた。次からはこういう試合をせず、きっちり倒していきたい」と口にした。

 岡田は15勝(9KO)1敗、凉野は18勝(5KO)13敗3分けとなった。