<新日本:G1クライマックス・スペシャル>◇10日◇埼玉・所沢市民体育館◇6試合◇1100人

 11日の東京・後楽園大会で田口隆祐(32)プリンス・デイヴィット(30)のIWGPジュニアタッグ王座に挑戦する、タイチ(31)TAKAみちのく(37)が、前哨戦に完勝した。タイチ、TAKAはランス・アーチャー(34)鈴木みのる(43)と組み、田口、デイヴィットは井上亘(38)真壁刀義(38)と組んで8人タッグで対決した。16分46秒にTAKAが、デヴィットをみちのくドライバー2から体固めで破った。

 鈴木軍リーダーの鈴木は「鈴木軍ができて3カ月。お前ら、そろそろベルトを取り上げて来い」とゲキ。TAKAは「結果がすべて。明日、おれたちが姑息(こそく)にベルトを取る」。試合終了後も、田口の左ひざを椅子で攻撃し続けたタイチは「明日、田口は来ないんじゃないか。選手生命が、どうなっても知らねぇぞ」と話した。