<新日本プロレス:ニュージャパン・ライブ>◇18日◇埼玉・くすのきホール◇7試合

 来年1月4日の東京ドーム大会でIWGPヘビー級王座に挑戦する鈴木みのる(43)が、タッグで王者・棚橋弘至(35)と対戦した。鈴木はタイチ(31)の反則アシストを拒否して、棚橋を腕固め、一本頭突きで攻め込んだ。最後はタイガーマスクを鈴木がゴッチ式脳天くい打ちで失神させ、14分14秒にタイチが片エビ固めで破った。

 ボスの鈴木の不可解な行動に、タイチは「分かんない。全然、分かんないよ」。鈴木は「俺が、この新日本に来たのは、強いと言われる棚橋と戦うため。俺の中に眠っていたストロングスタイル、潜んでいた闘魂が全部出てきた。強い者が勝つのがストロングスタイルだ」と宣言。棚橋に対し「トップを渡り歩いた俺に、挑戦してこい」と言い放った。