立ち技打撃格闘技のRISEは24日、都内で会見し「RISE202」(10月17日、東京・後楽園ホール)の対戦カードを発表。その後、伊藤隆代表(55)が囲み取材に応じ、KNOCK OUTへの参戦が発表されたRISE世界スーパーライト級(-65キロ)王者チャド・コリンズの問題について説明した。
KNOCK OUTは今月4日、9・5横浜武道館大会にチャドが参戦し、元K-1王者のゴンナパー・ウィラサクレックとひじありルールで対戦すると発表。これに対してRISE側はチャドの間の契約問題が解決しておらず「大変困惑している」と強い遺憾の意を示していた。
この日、メディアに対応した伊藤代表は「弁護士を通してやってるんですけど解決はしてないですね」と現状について言及。「もともとは(チャドの所属ジムから契約を)更新してほしいという内容(の連絡)が来て。更新しますという内容を出して。その後、相談もせずに一方的に(契約)解除通知が来たんですね。我々としては相談してくれたら全然問題なく、よかったんですけど、一方的な解除通知。現役王者で、その内容に関しては我々も容認できなかったので今回こういう形になったということですね」と今回の問題に至った経緯を説明した。
さらに伊藤代表は「最初から相談してくれてたら。65キロもきついと聞いていたので、そういう(他団体に参戦したいという)内容をちゃんと教えてくれていたらいいんですけど、その中でそういう(KNOCK OUT参戦の)発表があったり、マネジャーからの解除通知みたいなのが来たので。相談してくれたら全然(他団体に)出すんですけど、そういうことを助長するような団体とマネジャーの行動に関しては、我々は言わないといけない」とも話した。
ただRISEへの契約延長の依頼はチャドの所属ジムの会長から来ており、ジム会長とチャドの間の意思疎通がなされているかについては、伊藤代表は分からないという。
チャドはSNSの中でRISEのベルトを返上すると発表したが、伊藤代表はベルトは剥奪(はくだつ)になると示唆。同代表によると、小林愛理奈や大雅、山口兄弟ら、RISEから他団体へ戦いの場を移した選手たちからは、その理由についての説明や話などが多少なりともあったという。

