4日の全日本の東京・後楽園大会で、KENSO、カズ・ハヤシ組と、世界タッグ王座への次期挑戦権をかけて戦う征矢学(27)と大森隆男(42)が2日、二人羽織特訓を披露した。先日、征矢が強行した二人三脚特訓で右ひざを痛めた大森は「今日は征矢に呼び出されたんだけど」と不安げな表情。そこへ征矢が、菓子折りを持って現れ謝罪すると、和やかなムードに。

 だが、菓子折りを見た大森が「お前、これ、賞味期限切れてるじゃねえか」と怒ると、征矢は「何言ってるんですか。賞味期限なんかに支配されてちゃ駄目ですよ」と言いながら菓子折りを開ける。中から出てきたのは、なぜか韓国のりとどら焼き。そして、体重205キロの浜亮太から借りたという巨大な浴衣を取り出して頭からかぶり「チームワークを高める究極のトレーニングです」と言って、二人羽織の態勢で大森にどら焼きを食べさせ始めた。あごにあんこをなすり付けられながらも、どら焼きを食べた大森はご機嫌に。

 替わって、今度は大森が後ろに。と、袋を破って韓国のりを取り出し、征矢の顔になすり付ける。さらに、どら焼きも顔になすり付ける。「やめてください。食べものを粗末にするな」と征矢は激高し、会場を飛び出していった。

 残された大森は「チームワークに若干、不安が残りますが頑張ります」とポツリ。スタッフが「どら焼きとのりは、私たちでちゃんと食べますから」とフォローする始末だった。