引退を表明している小橋建太(45)が23日、都内のノア事務所で会見し、引退試合を5月11日、日本武道館で開催すると発表した。

 昨年12月9日、両国国技館で引退表明してからも、ノアのリングを借りて黙々とトレーニングを積んできた。そして、故三沢光晴さんや、川田利明、田上明らと数々の名勝負を繰り広げた思い出の地を、最後のリングに選んだ。

 小橋は「武道館には思い出がいっぱいあるから、引退するときには武道館でやりたいと思った。体調はいい形で進んでいるから、2月、3月、4月と練習をしてコンディションを上げていきたい」と決意を語った。さらに「小橋コールを聞きながら、引退の花道を歩きたい」と今の思いを語った。