<プロレスリングWAVE>15日◇新木場1stRING◇観衆218人

 GAMI(44)&中川ともか(31)組が桜花由美&志田光組を破り、WAVE認定タッグ王者に輝いた。

 昨日に行われたOSAKA女子の新木場大会でのGAMIの思い付きにより、この日、ノンタイトル戦の予定だったこの一戦が社長権限で急きょタイトルマッチと変更された。

 桜花&志田のペースで試合は進んだが、一瞬の隙を突いた中川が120%スクールボーイで桜花を仕留め、逆転勝利。第3代に続き、第7代王者に返り咲いた。

 桜花組は初防衛に失敗した。思わぬ王座奪取にGAMIは「お前らとはレベルが違うんだよ、レベルが。中川さん、この負け犬どもにひとこと言ってあげてください」とどこかで聞いたようなセリフを述べると、中川が「特にありません」と、これまたどこかで聞いたようなコメントで返した。このベルト奪取劇で、9月から始まるWAVEタッグリーグ戦を昨年の開催時と同様、王者組として参加することも見えてきた。

 ここで渋谷シュウ&チェリーのクラッシックギャルズが登場。GAMI&中川組に挑戦を要求すると、GAMIは株式会社ZABUNの人事部長に昇格したという、大畠美咲に判断を一任。大畠は「お互いが望むならいいんじゃないの」とゴーサインを出し、8・25新木場での初防衛戦が決定した。

 GAMIは試合を振り返り、「今日は桜花の手ごたえよりも志田やね。前に前に来る人やなと思った。今日はグーパンチされたし、握手のときはヒザ蹴られて、悪いほうの左ヒザをやられた。志田は面白い」と、志田をほめたたえた。