<W-1:両国大会>◇2日◇東京・両国国技館◇5800人

 真田聖也(26)が、米TNAのXディビジョン王者のオースチン・エリーズを破り、王座獲得に成功した。

 序盤、左ひざへの関節技でペースをにぎられると、顔面へのドロップキックを連発されKO寸前まで追い込まれた。それでも、強烈なジャーマンスープレックスで逆転。最後は得意のラウンディングボディプレスで、17分40秒、3カウントを奪取した。

 昨年7月旗揚げのW-1に初めてもたらしたベルトを誇らしげに掲げると、「やっとスタートラインに立てた。これからの方が苦しいが、それを耐えて一流のレスラーになりたい。日本で防衛戦をできる日が来ればと思う」と力強く話した。