ボクシングのトリプル世界前哨戦(25日、大阪・大阪府立体育会館)の記者会見が23日、大阪市内で行われた。会見には前WBCフライ級王者で元2階級制覇王者の亀田興毅、WBA同級王者で弟の大毅(ともに亀田)、WBC世界ライトフライ級11位井岡一翔(井岡)の3人が出席した。

 今回の再起戦がスーパーフライ級初戦となる興毅は「デビュー戦の気持ちで練習してきた。大阪でもう1回、一からスタートって試合をします」と気合十分。弟の大毅は9月下旬に坂田健史(協栄)との初防衛戦が決定しているだけに「坂田を想定しながらやりたい」。井岡は「すごいいい緊張感を保っている。パンチをもらわずに打つスタイルを徹底してやってきているのでそこを見せたい」と語った。