石井初防衛も「ひどい試合」/ボクシング
<プロボクシング:日本ライト級タイトルマッチ10回戦>◇5日◇東京・後楽園ホール
王者の石井一太郎(26=横浜光)が7回1分3秒、3-0の負傷判定で同級1位の川瀬昭二(26=松田)の挑戦を退けて初防衛に成功した。序盤から激しいパンチの応酬となったが、4回に偶然のバッティングで負傷した川瀬の右目上からの出血が激しくなり、7回に試合続行が不可能となって判定で決着がついた。先月6日に所属ジムの関光徳会長(享年66)を亡くしたばかりだが、墓前に初防衛を報告できることになった。石井は通算23戦20勝(16KO)2敗1分け。
初防衛にも石井の表情は晴れなかった。序盤から接近戦を展開して3回には挑戦者、4回には石井がバッティングしての負傷判定勝ちに「ひどい試合をしてすいませんでした」。6月6日に所属ジムの関会長が死去。悲しみを乗り越えて挑んだが「調子のよかった右を当てようとしすぎてしまい、体が突っ込みすぎてしまった」と反省した。だが「(タイトルを)守れたことはよかった」。勝利を亡き恩師にささげ、年内にも2度目の防衛戦に挑む。
[2008年7月6日6時39分 紙面から]
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