【ソウル26日=山田大介】武蔵(35=正道会館)が「顔面蹴り」で空手対決を制し、3年ぶりの世界8強を目指す。「K-1
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開幕戦」(27日、ソウル・オリンピック第1体育館)の前日会見が26日、ソウル市内のホテルで行われた。07年空手世界王者エヴェルトン・テイシェイラ(26=ブラジル)と対戦する武蔵は、極真空手にはない顔面と頭部への攻撃を宣言。プロ5戦目の強敵に、80戦以上を誇るキャリアの差を見せつける。
武蔵は堂々と「顔面破壊」を宣言した。「やっぱ頭が弱点でしょ。顔とか、打たれたことないと思うんで」。テイシェイラは昨年の極真空手世界王者で、今年4月のK-1デビュー後も4戦全勝。高い技術と188センチ、105キロの屈強な肉体を併せもつ怪物だが、武蔵はまるで意に介していなかった。
極真空手では頭部や顔面への攻撃は認められていない。そこに目を付けた。怪物とはいえK-1デビューわずか5カ月。顔面攻撃への対応は、まだ慣れていない。武蔵自身が空手出身だけに、よく分かる。「4戦して徐々に慣れてはきているとは思うけど、僕はプロで80戦以上していますから」と自信をのぞかせた。
今年6月の日本GPでは22歳の新鋭・前田慶次郎の前に0-2の判定負けを喫した。4月の大会で痛めた左ひざに水がたまり、蹴りの練習がまったくできなかったことが敗因だった。その後は焦らず、じっくりと治療した。練習再開後の8月末から2週間のタイ合宿も敢行。「(タイでは)目いっぱい蹴ってきた」。テイシェラには「(K-1と極真空手が)野球とクリケットぐらい違うってことを教えてやりたい」。初の韓国での試合で、復活ののろしをあげる決意だ。

