<プロボクシング:東日本新人王戦ほか>◇13日◇東京・後楽園ホール◇2150人

 ボクシングの新鋭3兄弟、江藤光喜、大喜(ともに21=白井・具志堅)、伸悟(19=同)がそろって勝利を収めた。三男伸悟の2回TKO勝利を皮切りに、長男光喜、次男大喜も続いた。聖地・後楽園ホールで初めて、3人そろって勝利を挙げた。

 愛弟子たちが勝ち名乗りを受けるたび、具志堅会長が子供のように跳びはねた。伸悟が伸びのあるジャブで主導権を握り、橋本広大(正拳)に2回TKO勝ち。触発されるように、光喜が劣勢をはね返して渡辺健一(ドリーム)を判定で破った。最後は大喜が橋本祥太(協栄)に2回TKO勝ち。

 3人は今年2月、鹿児島・徳之島でWBC世界フライ級王者内藤大助らと合宿を張った。光喜は「パンチの角度の変え方や左右の動きを教えてもらったのに、出せなかった」と、王者直伝の技を生かせず反省。それでも、具志堅会長は「キャンプに行かせたのが良かった。足腰がしっかりした」と成長を認めた。

 長男が「コウキ」、次男が「タイキ」で、亀田3兄弟と似ている。伸悟は「僕らは3人で注目されているから、3人で勝たないと」と言う。名前ではなく実力で注目されるまで、勝ち続けていくしかない。