WBA世界バンタム級王者亀田興毅(24)、弟で元WBA世界フライ級王者の大毅(22)と和毅(19)の亀田3兄弟が11日、フィリピン合宿から成田空港へ帰国した。4月2日に沖縄でノンタイトル戦を行う大毅は、合宿中に20ラウンドのスパーリングを行い、WBAスーパーフライ級暫定王者ドリアン・フランシスコ(28=スペイン)と2ラウンド拳を合わせた。激しい打ち合いなり、スーパーフライ級との2階級制覇を目指す大毅には“世界前哨戦”となった。兄の興毅も「大毅だったらやれる」と王座獲得のターゲットの1人に定めたようだ。

 興毅自身は5月に大阪で世界戦を予定しているが「決まれば、また別の機会に話す」とし、対戦相手の決定にはまだ時間がかかるようだ。

 3人が帰国会見を終了し、空港を離れた直後に東北地方太平洋沖地震が発生した。興毅は自身のブログに「着いた瞬間地震エグイ!

 みんな大丈夫ですか?

 みんな気つけて!」とファンの状況を心配する書き込みをした。