<IGF:イノキ・ボンバイエ>◇2日◇東京・両国国技館

 IGFのアントニオ猪木会長(68)が、両国の超満員のファンを前に、大みそかのDREAMとの合同興行「元気ですか」(さいたまスーパーアリーナ)へ向け、大きな自信を見せた。「選手が成長して、層が厚くなった」と、満足げな笑みを浮かべた。

 選手たちの熱い戦いに、猪木会長が合格点を出した。「いつも満点を望むけど、どこかひとつ足りない。でも、それがあるから成長する」と振り返った。IGF王座決定戦が流れていたレバンナとバーネットも決着がついた。「彼らも、まだ伸びる。4日のいわきの被災地訪問、大みそかへ向けて喜んでもらえる戦いを見せられた」。その一方で今後の興行へ向け「出場することで切符が売れない選手はいらない」と高レベルのプロの自覚も求めた。

 第5試合終了後に、似ていると言われるワンチュク国王(31)をまね、ブータンの民族衣装で登場。野田佳彦首相から贈られた「国政のリングで頑張るので、ぜひセコンドをよろしく」という直筆の書状を披露。「中国、インド、台湾、マカオ、米国からオファーが来ている」と、来年の海外進出へも自信を見せた。【小谷野俊哉】