WBA世界ミニマム級王者の八重樫東(29=大橋)が、世界王座統一へ、経験のない“不安”を抱えた。WBC同級王者・井岡一翔(23=井岡)との団体王座統一戦(20日、大阪)へ向けて9日、横浜市内の所属ジムでパンチの打ち込み練習などを実施。試合の11日前にもかかわらず、47・6キロのリミット体重まで約2キロに迫り、コンディションはほぼ仕上がった。

 体重が40キロ台に突入するのは、世界王座を奪取した昨年10月のポンサワン戦前と比べて4日も早い。しかも、前回までのような過酷な減量はせずに、カロリー摂取量に注意しながら毎食しっかり食べている。

 前日8日、土居進トレーナーによるフィジカル強化メニューを終了したばかりの八重樫は「疲れを感じることなく体が動いて、自然と体重も落ちた。順調すぎて不安を感じるくらいです」と笑顔。これまで故障に苦しんできただけに、細心の注意を払って万全の状態に整えるつもりだ。