東日本ボクシング協会の理事会が17日、都内で行われ、試合のため来日する外国人選手すべてにエイズ検査を義務づけるよう日本ボクシング・コミッションに要請することを決定した。15日に米国で行われる予定だったWBA世界スーパーバンタム級タイトル戦で、挑戦者の2位プーンサワットが、試合前の健康診断でエイズ検査陽性となったため、世界戦が取りやめになったことを受けた措置。プーンサワットは10年に日本で2度世界戦を行っている。同年1月に挑戦した細野悟(大橋)は15日にエイズ検査を受けたが、陰性だった。現在、世界戦前にはエイズ検査は行われているが、それ以外の試合では行われていない。