プロボクシングWBA、WBC、WBO世界スーパーフライ級王者ジェシー・ロドリゲス(26=米国)が13日(日本時間14日)、米アリゾナ州グレンデールでWBA世界バンタム級王者アントニオ・バルガス(29=米国)に挑戦する。
会場となるダイヤモンドアリーナは満員が予想されており、ロドリゲスの世界3階級制覇、そして27年1月とされる4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(33=大橋)挑戦を正式表明するかが注目されている。
5日(同6日)には米専門メディアのボクシング・シーンでインタビューが掲載。「ジェシー・ロドリゲスは井上尚弥とアントニオ・バルガスにバッドニュースを伝えた」との見出しだった。ロドリゲスは「リングに上がるたびにやるべきことをやるだけだ。それは勝つこと。それが最大の目標だ。アントニオ・バルガスが誰なのか知らない人も多いかもしれないが、私と私のチームは知っている。彼は五輪代表であり、世界王者だ。私たちは決して油断していない。毎日、ジムで100%の力を出し切って練習している」と強調した。対戦相手の分析は指導を受ける元IBF世界スーパーフェザー級王者ロベルド・ガルシアトレーナー(51)に任せているという。
ロドリゲスは「チームを信頼している。また1つベルトが懸かっている。準備は万端だ。最初の数ラウンドは、相手がどんな戦い方をしてくるかを見極めるようにしている。どれだけ試合映像を見ても、試合当日にスタイルが変わる可能性がある。だから対戦相手の試合映像を研究せず、ただリングに出て相手がどんな戦い方をしてくるかを見定めるようにしている」と自然体だ。
5月2日、東京ドームで開催された井上-中谷潤人(28=M・T)の4団体スーパーバンタム級タイトル戦も早起きして早朝のリアルタイムでチェックしたという。ロドリゲスは「素晴らしい試合だった。井上選手が8ラウンドVS4ラウンドでリードしていたと思う。井上選手はパウンド・フォー・パウンド(PFP=階級を超越した最強ボクサー)のナンバーワンだ。彼をリング上でそれを証明した」と分析した。
現在、米老舗専門誌ザ・リング選定のPFPランキングで、井上が1位、ロドリゲスは4位に入る。ボクシング・シーンは「今回に勝利すれば、井上との対決でPFPランキングを覆す可能性が高まり、世界中の注目を集めることになるだろう」と記事を締めくくっていた。

