IBF世界スーパーバンタム級王者キコ・マルティネス(28=スペイン)との3年ぶりの世界戦(23日、大阪城ホール)に挑む長谷川穂積(33=真正)は19日、神戸市内のジムで約1時間半ほどの練習をこなした。計3ラウンドのミット打ちではキレのある動きを見せ「順調です」。ジムを訪れた元同僚でIBF世界ミニマム級王者高山勝成とも握手を交わした。この日から地元スポンサー企業の支援で世界戦を告知する2トントラックの“宣伝カー”も登場し神戸の繁華街でアピール。車体の両サイドには長谷川の写真が描かれており、試合当日は神戸から会場の大阪城ホールまで走行する予定だ。