IBF世界スーパーフライ級6位帝里(ている)木下(28=千里馬神戸)が新王者になった場合、3階級王者亀田興毅(27)と対戦するプランがあることが14日、分かった。18日の同級1位テテとの王座決定戦を前に、神戸市内のジムで公開練習。千里馬会長は「亀田興毅選手と対戦するのが一番面白い」と口にした。

 亀田は事実上のライセンス停止状態で今夏の実現を狙うWBA王者河野への挑戦は不透明な状態。帝里がベルトをとれば、初防衛戦は今冬以降が濃厚。同級2位アローヨも対戦候補だが、時間的な余裕がある。帝里はベルト獲得に向けて「コンディション整えてやるだけ」と必勝を誓った。亀田とのビッグマッチ実現には、初戴冠が条件になる。