ボクシングのトリプル世界前哨戦(25日、大阪・大阪府立体育会館)の記者会見が23日、大阪市内で行われた。会見には前WBCフライ級王者で元2階級制覇王者の亀田興毅(23)、WBA同級王者で弟の大毅(21=ともに亀田)、WBC世界ライトフライ級11位井岡一翔(21=井岡)の3人が出席した。

 3人で唯一の現役世界王者である亀田大毅が王者の風格を漂わせた。9月に坂田(協栄)との初防衛戦が控えている。ベガ(メキシコ)との前哨戦について「自分のボクシングをすれば、1回で終わるんじゃないですか」と淡々と1回KOを宣言。「絶対に落とせない試合。次につながる試合をしたい」と、終始落ち着いた口調だった。