大相撲の幕内遠藤(24=追手風)に17日、故郷の石川・穴水町からエールが届いた。

 前頭5枚目で臨んだ春場所の5日目に、左膝に大けがを負い休場。夏場所(5月10日初日、東京・両国国技館)での復帰に向け調整が続いている。そんな遠藤を励まそうと、地元の人々が千羽鶴を作製。母校となった向洋小学校の児童からはメッセージ入りの色紙も届いた。遠藤に手渡した石川宣雄町長(73)は「けがを見て(町民から)声が上がった。万羽鶴を目指して、まだ(折り紙を)折っている。早く元気になって欲しい」と話した。

 遠藤はこの日、朝稽古で四股や柔軟運動など軽めに約40分間体を動かし回復をアピールした。心強いエールを受け、早期復帰を目指す。