大相撲の大関琴奨菊(31=佐渡ケ嶽)が6日、なでしこジャパンの健闘に敬意を表した。

 朝稽古の後、サッカー女子W杯決勝で日本が米国に敗れたことを知ると「負けたの? 残念」とがっくり。それでも、1次リーグ第1戦スイス戦でMF安藤梢が左足を骨折しチームを離脱しながら、その安藤の分も一丸となって奮闘した選手の姿に「勝負は、勝ちか負けか。残酷だけど、そういうケガした人の思いを背負って、気持ちを高めてきたのはすごい。決勝も4点取られてから2点返したのもすごい」と称賛。5度目のかど番となる名古屋場所(12日初日、愛知県体育館)へ、大きな刺激を受けた様子だった。