大相撲名古屋場所を体調不良で途中休場した日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱)が当面協会に出勤せず、療養することになった。3日、玉ノ井広報部副部長(元大関栃東)が明らかにした。

 玉ノ井副部長によると、腎臓に尿がたまる「両側水腎症」と診断されて手術を受けた北の湖理事長の術後の経過は良好。

 職務復帰は早ければ今月中旬になる見通しだが、同副部長は「今は無理せず、(9月の)秋場所に間に合ってくれればいい」と話した。