大相撲九州場所で11勝を挙げ、敢闘賞を受賞した西前頭3枚目正代(25=時津風)が29日、地元熊本の宇城市で行われた激励会に参加した。

 集まった約150人の前で「15日間はよく体が動いた場所でして。宇土市の方々の声援で11の白星がついたと思います」とあいさつ。来年初場所の新三役昇進が確実な25歳は「三役のその上を目指して精進したいと思います」と目標を掲げた。

 宇土市出身力士応援団団長を務める元松茂樹市長(51)からは「地震で傷ついた私たちに、テレビを通して大きな元気と活力を届けてくれました」と活躍を感謝された。