大相撲の春巡業は17日、東京・靖国神社で恒例の奉納大相撲が行われ、平幕松鳳山(33=二所ノ関)が生後10カ月の次男鳳也(たかや)ちゃんと初めての土俵入りに臨んだ。

 当初、土俵入りは鳳也ちゃん1人で、長男志希也(ゆきや)くん(3)の土俵入りの際につくった「種子島酒造」のそろいの化粧まわしを着ける予定だった。だが、その志希也くんが土俵入りの時間になると服を脱いで裸に。「絶対行く!」と宣言したことで、鳳也ちゃんは急きょ、おむつ姿で臨んだ。愛息2人と一緒に土俵入りに臨んだ松鳳山は「結構、大変だった」とうれしそうに笑っていた。