大相撲秋場所(10日初日・両国国技館)で昇進2場所目を迎える大関高安(27=田子ノ浦)が6日、東京・江戸川区内にある部屋で朝稽古した。

 前日までの2日間は、二所ノ関一門の連合稽古に参加。精力的に関取衆と稽古した。この日は、若い衆相手に押させる稽古で、三段目の力士をみっちり鍛えた。

 「胸を出すのも、いい運動になりますから」と高安。稽古の前半では、本場所で使用する予定の黒い締め込みで感触を確かめていた。自ら名前を出した阿武咲(阿武松)や貴景勝(貴乃花)ら若手力士の台頭も著しいが「きっぷの良い相撲を取っている。(自分も)いい相撲で気分よくやりたい」と気力をみなぎらせていた。