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日刊スポーツ×イオン「アスリートめし」

育ち盛りの夏に美味しい「アスリートめし」勝ちうどん弁当

 イオンリテールと日刊スポーツがコラボして共同開発したジュニアアスリート向けの弁当「アスリートめし」の第1弾は「勝ちうどん弁当」(498円=税別)。運動時に必要な「スタミナとエネルギー」をテーマに、豚丼とサラダうどんの主食2品を組み合わせた食べ応え満点のメニューだ。

勝ちうどん弁当のポイント
① スポーツ前にはW糖質!! サラダうどん&豚肉丼
② ビタミンB1を含む、豚肉で疲労回復の効果も
③ 野菜も豊富。1日に必要な量の3分の1がとれる
④ 揚げ物控え、スポーツに必要な605キロカロリー
勝ちうどん弁当の写真

 アスリートよ、夏こそ食事改革だ!!世界中でスポーツ熱が帯びる中、イオンリテールと日刊スポーツがコラボして「アスリートめし」を開発した。昨年10月、両社の「ジュニアアスリートを応援したい」「食育を伝えたい」との考えが一致し、コラボが実現。本紙で食育連載「勝ごはん」を執筆した川端理香さんが監修し、アスリートを応援するための弁当開発を8カ月進めた。

 第1弾は「勝ちうどん弁当」。スポーツに必要な「スタミナとエネルギー」をテーマにし、豚肉のみそ焼き丼とサラダうどんの“ダブルセット”だ。主食を2品にすることでエネルギー補給とスタミナアップにつなげる。ビタミンB1を含む豚肉を使用することで疲労回復の効果もある。

 サラダうどんは、夏バテ予防の効果がある枝豆などの野菜を入れ、ゴマドレッシングと麺つゆを混ぜて食べる。川端さんは「『糖質×糖質』ですが、ご飯の量は少なめの100グラム。揚げ物などは控え、スポーツ前に消化が良く、エネルギーになるようにしました」と説明した。野菜は計125グラム使用し、1日に必要な野菜の3分の1が取れる。主食2品で食べ応えがありながら、エネルギーは605キロカロリーと控えめだ。

 「筋力をつけて体を強化したい」、「成長期」の子どもたちには、弁当と一緒に「タンパク質を多く含む牛乳や豆乳を飲むと効果的」だという。練習時間が長い、走り込みが多い持久系スポーツには「ビタミンCを含む100%のオレンジやグレープフルーツジュースを飲むとスタミナ強化になる」と助言した。

 さらに、エネルギー消費量が多い競泳などは同弁当を1回で2、3個食べたり、補食としてとり入れることもオススメ。川端さんは「子どもの嫌いな食材も少なく、夏バテしている時でも食べやすいメニューにしました。ボリュームがあって食べ応え十分なのに、エネルギー量が少ない。保護者や指導者の方にも食べてもらいたい一品です」と、自信をのぞかせた。

川端理香さん

 ◆川端理香(かわばた・りか) 4月27日生まれ。04年アテネ五輪ビクトリープロジェクトチーフ管理栄養士。08年北京五輪全日本男子バレーボールをサポート。プロ野球選手やプロサッカー選手を始め、柔道やスケート、テニスなどのサポートも行う。著書は「10代スポーツ選手の食材辞典」「10代スポーツ選手の栄養と食事」など。スポーツ栄養・食育サイト「アスレシピ」(https://athleterecipe.com)でコラムを執筆中。

元ロッテの里崎氏が試食「あっさりしてボリュームある」

 元ロッテ捕手の里崎智也氏(40=日刊スポーツ評論家)が「勝ちうどん弁当」を試食した。弁当を手に持った瞬間、「重っ!!」と驚きの表情を見せ、豪快な音を立ててサラダうどんを口へ運んだ。「見た目よりもあっさりしていてボリュームもある。野菜も多くて栄養バランスも良く、まさに『夏弁』ですね」と評価し、「ラー油を混ぜてもおいしいかも」と、里崎流の食べ方を提案した。

里崎智也さん

 現役時代の食生活は「好きなものを食べたい時に食べる」だった。そんな中、試合前にはスタミナとエネルギーを補給するために炭水化物を必ず摂取していたという。うどんやそばの麺類1杯と、おにぎり1個の組み合わせが多かった。「練習は好きではなかったけど、体づくり含めてプロとして上手になるために、トレーニングは必死でやっていた。食事はアスリートにとって重要です」と強調した。

 帝京大時代から料理が得意だった。現役時代から自炊を苦にせず、ハンバーグや親子丼、ロールキャベツなどが得意。ファンの間では里崎氏が考案した、ご飯の上に目玉焼きとベーコンを乗せ、しょうゆとマヨネーズをかけた“里崎丼”が話題となっている。現役引退して1年半以上が経過したが、体重は1キロ増の96キロをキープ。「0.1トン(100キロ)以下は死守しないといけないというプライドがある。今は約600キロカロリーの『勝ちうどん弁当』ぐらいがちょうど良いかも」と笑った。

 ◆里崎智也(さとざき・ともや) 1976年(昭51)5月20日、徳島県生まれ。鳴門工(現鳴門渦潮)―帝京大を経て98年にロッテを逆指名し、ドラフト2位で入団。06年第1回WBCでは優勝した王ジャパンの正捕手として活躍。08年北京五輪出場。オールスター出場7度。14年に現役引退。家族構成は妻と長男、次男。175センチ、96キロ。血液型A。

 ◆イオンリテール 08年8月に発足。本社を千葉市美浜区に置き、本州と四国のイオンを運営する総合小売業。イオン(AEON)はラテン語で「永遠」を表し、お客さまへの貢献を永遠の使命としている。店舗数は388店。営業収益は2兆1771億円。従業員数は8万4085人(16年2月末現在)。資本金は489億7000万円。岡崎双一社長。








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