中学1年以下を対象とした全日本選手権ポニーブロンコの部決勝は、接戦を勝ち抜いてきた羽田アンビシャスブロンコと、準決勝で7点のビハインドを終盤にひっくり返し決勝進出を決めた市原中央ポニージュニアとの対戦となった。

羽田アンビシャスブロンコ

100 124 2 10

000 242 0 8

市原中央ポニージュニア

【羽】田中智大、村瀬壮太、宮本琉平―廣岡郁吹【市】椎名翔大、渡邊捷人、鈴木温大―柱野海音

両チーム合わせて23安打の打撃戦となった決勝、羽田アンビシャスブロンコが市原中央ポニージュニアを10-8で破り優勝を飾った。8-8の同点で迎えた最終回、羽田アンビシャスブロンコは1死三塁から相手守備の乱れで勝ち越す。なおも1死三塁から松尾大樹がきっちりスクイズを決め2点のリードを奪った。その裏を3番手投手・宮本琉平が3人で抑え見事栄冠を手にした。

大会を通してチームを引っ張った田中智大が最優秀選手に選ばれた。田中はこの決勝が公式戦初先発だったが5回途中まで力投、打っては三塁打2本などの活躍だった。「初先発ですごく緊張したけれど、みんなが声を出して守ってくれたので、自分らしいピッチングをしようと心がけました。優勝できて自信になりました」とほっとした表情で話した。

森下英樹監督(52)は「出場している選手もベンチにいた選手も、みな集中力を持ってよく頑張ってくれた。この大会で見つかった課題を持って、冬の練習にも取り組んでほしい」とスローガンである「全員野球」を実現しての優勝に笑顔を見せた。

 

◆表彰 ▽最優秀選手賞 田中智大(羽田アンビシャスブロンコ)▽最優秀投手賞 鶴巻陸(羽田アンビシャスブロンコ)▽優秀選手賞 渡邊捷人(市原中央ポニージュニア)▽殊勲賞 宮本琉平(羽田アンビシャスブロンコ)柏木弦太(市原中央ポニージュニア)▽敢闘賞 齋藤翔弥(北千葉ポニーBC)三上煌貴(湘南クラブ)

 

猛追もあと1歩

市原中央ポニージュニア 

 リードを許しながらも驚異の粘りで終盤に追いついたが、あと1歩で涙をのんだ。「最後(7回表)に守備のミスで失点してしまったのが残念。今回の大会でできたこと、できなかったことを反省して、今後の糧にしてくれることを期待します」と那須勇元監督(51)は選手たちの頑張りをたたえた。投手・内野手として優秀選手賞に選ばれた渡邊捷人は「大きな自信になりました。来年は絶対日本一をとります」と今後のさらなる活躍を誓った。

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