NHK大阪放送局の正籬聡(まさがき・さとる)局長は7日、新春恒例の局長会見で、NMB48の山本彩(22)が今月26日に生放送される「NHK歌謡コンサート」に出演し、朝ドラ「あさが来た」主題歌の「365日の紙飛行機」をソロで弾き語ることを発表した。

 同楽曲は、山本が兼任するAKB48の楽曲だが、昨年大みそかの紅白歌合戦では、山本が率いる姉妹グループのNMB48によって披露されており、今度は「アコースティック調の弾き語りになる予定」だという。

 番組生放送の会場は、朝ドラ収録現場のおひざ元、NHK大阪ホール。山本は昨年10月のNMB48の5周年公演で、同曲をギター演奏しつつソロで弾き語りを披露しているが、テレビ生放送では初めてになる。

 山本らによる「365日-」の披露は、昨年12月15日に「第15回 わが心の大阪メロディー」、同大みそかの紅白と続き、今月26日の「-歌謡コンサート」と1カ月ほどの間に立て続けに出演が決まった。これについて問われると、正籬局長は「毎日聴いても飽きないどころか、好きになる」と笑顔で返した。

 また、昨年の紅白を振り返った正籬局長は「やはり、あさが来たのコーナーに一番注目していた。ドラマから入って、NMBさんにつなぐところは、一番会場が盛り上がっていたと思う」。また、NMB48メンバーを「初めてじっくり見た」と言い「推しメン」を聞かれると、しばらく熟考した後「みなさん、すばらしい子たちばかりですね…全員です」と照れながら回答。NMB48の「箱推し」(グループ全体のファン)になったようだ。