新潟を拠点に活動するAKB48の姉妹グループ、NGT48メンバー6人が29日、都内で行われた新潟米の新米収穫発表会に出席した。

 グループ結成直後だった昨年の同発表会にも出席し、今年が2回目の参加。この日はぬか釜で炊いた新潟米を試食した。メンバーは口々に「おいしい~!」と目を見開き、そのおいしさを存分にPRした。

 また、メンバーと、新潟のお米農家の主婦で構成されたユニット「ライスガールズ」が出演するプロモーションビデオの続編「日々の積み重ね」編も公開された。この日までに番外編を含む計5種類が製作されており、今回は研究生にスポットを当てた内容となった。

 NGT48は昨年8月に1期生として全員がスタートするも、途中で正規メンバーと研究生に振り分けられた。研究生となり、悔しさで涙しながらも努力を重ねるメンバーの姿と、田んぼでコツコツと米作りを進めるライスガールズの姿をリンクさせた感動的な内容にこの日初めてビデオを見たメンバーは神妙な面持ちで画面を見つめた。研究生の奈良未遥(18)と中村歩加(18)は涙を流し、途中でライスガールズのメンバーからハンカチを手渡されていた。出席した研究生の中で唯一涙を流さなかった清司麗菜(15)は「悔しいこともあったけど、つらい時こそ、お米を食べて忘れる。元気になれるし、健康なのは新潟米のおかげ。たくさんの人にアピールしていきたい」と力強く話した。

 またキャプテンの北原里英(25)は今月1日に始球式を務めた日本ハムの逆転優勝について「感動しました。あの時の試合に勝ってから流れが変わったんじゃないかな。(自分がラッキーガールかと)ちょっと思いました。これからも勝利の女神としてやっていきたい」と祝福した。最後には「NGTもまだまだ新米ですけど、新潟のお米のようにおいしく、粘り強く、日本一のグループになりたいと思います」と宣言し、会場から拍手が巻き起こった。

 この日はほかに加藤美南(17)佐藤杏樹(15)も出席した。