AKB48の未来を描いたアニメ「AKB0048」シリーズから誕生した声優選抜「NO

 NAME」が17日、千葉・幕張メッセで初の単独ライブを開催した。渡辺麻友(18)佐藤亜美菜(22)仲谷明香(21)SKE48矢神久美(18)秦佐和子(24)ら9人が、同アニメのオープニングテーマ「希望について」など7曲を熱唱。劇中のキャラクターが着ている衣装で、4月10日発売の2枚目シングル「この涙を君に捧ぐ」に収録されている「大声ダイヤモンド」「少女たちよ」を初披露した。

 イベントには同シリーズに出演している神田朱未ら4人の声優もゲストで参加した。生アフレコなど、普段のAKB48の公演とは違った演出で、2500人のファンを楽しませていた。

 アニメは「深銀河貿易機構」という組織の支配により、芸能活動が禁止された未来が舞台。7曲を歌い終え、追っ手が迫っていることを知らされた9人は「みなさんの安全と、芸能の存続のために、今日のライブはここまで!」と宣言し、足早に会場を後にした。

 「ゲリラライブ」を大成功に終わらせ、渡辺は「本当の名前じゃなくて、キャラの名前で声援を送ってくれた」と大喜び。佐藤すみれ(19)は「セカンドライブがやれたらいいな」と目を輝かせていた。