時給1000円でAKB48の活動をするバイトAKBが17日、東京・秋葉原で行われた「アキバ大好き!祭り2015冬」に出演した。

 昨年10月に活動を開始し、一部メンバーが劇場公演の前座を務めたことはあるが、単独で歌のステージに立つのは初めて。16人は緊張の面持ちで、最新シングル「希望的リフレイン」や、バイトルのCMソング「バイトルローテーション」など3曲を披露した。司会のイジリー岡田(50)から「劇場公演、単独でやりたいか?」と問われ、メンバーたちは「やりた~い」と声をそろえた。

 まだあまり顔と名前を知られていないメンバーたちは、それぞれが趣向を凝らした自己紹介で自分を売り込んだ。

 トライアスロンが特技の木下涼風(すずか=20)は「日本選手権にも出場しています」、中川里菜(19)は「48の148センチです」とアピール。

 梅沢愛優香(まゆか=18)は「ラーメンが大好きで、ラーメン屋さんでバイトもしています」と告白し、笑いを誘っていた。

 また、イジリーが「みなさん、初めましてですよね?」と質問すると、松浦夏穂(20)が「今日、駅のトイレでお会いしましたよね?」と返答した。結局、人違いと分かり、イジリーの無実は晴れたが、イジリーは「俺、女子トイレにいたってこと?

 だとしたら、AKBとの仕事、全部なくなっちゃうよ…」と焦っていた。