昨年8月にAKB48を卒業した前田敦子(21)が28日、選抜総選挙(6月8日開票、日産スタジアム)に立候補しないことを自分のツイッターで表明した。「総選挙には出ません。6月のその(開票イベントの)ころも、ちょうど海外で撮影なんです」と投稿した。
選抜総選挙は今年から、グループ在籍4年以上のOGも立候補できることになり、資格を持つ前田の動向が注目されていた。前田は09年と11年に1位に輝いているが、昨年8月の劇場公演をもってグループを卒業していた。後進に道を譲るとともに、女優になる夢をかなえることが理由だっただけに、出馬の可能性は低いとみられていた。
前田はこの日、司会を務める「MTV
VMAJ(ビデオミュージック・アワード・ジャパン)」(千葉・幕張メッセ、6月22日開催)の記者発表会に出席した。報道陣から「前田さん、総選挙は?」と問われると、驚いた表情で「あっ」と反応したものの、答えることなく降壇した。所属事務所によると、4月7日の立候補締め切りまで公の場に出ない可能性が高い。この日も総選挙関連の質問が出ることも予想していたが、対応できなかったため、ツイッターでの発表に踏み切ったとみられる。
最大の目玉とみられていた前田の参戦は、実現することなく消滅した。それでも前田は立候補するメンバーのことは気になっているようで、ツイッターで「みんなのことは心から応援しています」とエールを送っていた。【森本隆】

