俳優生田斗真(25)が映画「源氏物語(仮題)」(鶴橋康夫監督、来年公開)で主人公、光源氏を演じることが2日、製作の角川映画から発表された。紫式部によって生み出された古典文学の最高傑作は何度も映像化されてきたが、本作では時空を超えた愛憎劇を描く。製作費は約10億円。CGやアクションシーンを取り入れるなど、斬新なエンターテインメント大作になりそうだ。

 最近の生田は映画出演が続いている。今年は「人間失格」「シーサイドモーテル」と主演作が2本。今月は新垣結衣と共演した「ハナミズキ」が公開を控えている。本作では時代劇に初挑戦。「角川歴彦会長から『生田斗真で源氏物語をやりたい』と言われ続けていました。本当に実現することになり、心からうれしく思います。多くの方に光源氏を知ってもらいたいです」と話している。