バナナマン設楽統(37)が6日、都内で初主演映画「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」(豊島圭介監督)の初日舞台あいさつを出演者らと行った。

 裁判傍聴を始めた三流脚本家のコメディーで、設楽は「主演なんてドッキリとかと思った」。一方、痴漢のチョイ役で出演の日村勇紀(38)は「痴漢はぜひやってみたかった役」と胸を張り「ちょっとしか出てないので、おしっことか行って見逃さないでください」。

 設楽の演技に「アカデミー新人賞モノ」と評価が高まり、設楽も「後ろ歩きのシーンはマイケル・J・フォックスを意識しました」とその気。「コンビ内格差が生まれています」という設楽に対し、日村が「遠くに行かないでくれ。賞なんてことになったらガンガンに足を引っ張ってやろうと思う」。

 また、日村は「変態チックに言わせてもらえば」と、検事役の片瀬那奈(28)との共演シーン「きれいな人からキツくガンガン言われて、片瀬さんの息がかかるんです。快感でした」とうれしそうだった。